野生動物は生息地にあるコンクリート製の人工構造物を利用して生息していることが知られています。
私は、そのように野生動物が利用する人工構造物に興味を持ち、河川によく施されている消波根固ブロックに着目して卒業研究を行いました。
多摩川における調査により、ブロックの種類や施工場所ごとに動物によるブロックの利用に違いがあることがわかりました。また、タヌキやイタチといった在来種だけでなく、アライグマといった外来種もブロックを利用していたということも明らかになりました。
この研究は多くの方々の協力のおかげで行うことが出来ました。先生方や研究室の皆様、本当にありがとうございました。
B4 神田 健冴