2013年01月03日
2013年お正月

今年の正月は、例年通り英語のNew Year Letterを書き海外の友人らに送り、それから長い間お蔵入りになっていた、ニホンイタチの論文を書き上げた。ニホンイタチは、世界のイタチ科動物の中でもっとも性的二型が大きい。メスの体重はオスの5分の1程度。母親は父親の助けを借りずに一人で子育てをするから、育ち盛りのオスの子供を複数抱えた母親はさぞ大変だろうと思う。ただし、小さいからって、別に狩りが下手なわけではない。小さいからできることだってある。たとえば、ネズミの巣穴やトンネルに入っていける。オスの子供が育ってきたら、さっさと狩りの仕方を教えてしまうんだろう。