2018年11月30日
研究紹介―都市部のタヌキについて

皆さんはタヌキを見たことがあるでしょうか?

タヌキは古くから日本人に親しまれている里山を代表する生き物です。しかし、実は近年都市部においても生息が確認されています。

現在私は修士論文テーマとして、「都市部に生息するタヌキの行動圏と生息環境利用」について研究を行っています。

タヌキがどのように大都会東京で暮らし、人の活動がどう影響しているのか調べることで、今後のタヌキと人のより良い関係を考える手助けになればと思っています。

現在は都立公園において追跡調査の準備を行っています。

追跡調査やカメラトラップ調査は、野生動物の姿を見ることが出来るのでとても楽しいです。

また公園ですので、来園者と世間話をさせていただくことも多く、よいリフレッシュになります。

意外と人の近くにいるタヌキ、夜道を歩く際はぜひ周りを見渡してみてください。目が合うかもしれませんよ?(見つけても追いかけたりしないでくださいね!)

画像は今年、公園内で撮影された子タヌキ3兄弟です。

担当:M1永野