2018年09月13日
研究紹介ー関東の都市域に生息するニホンイタチの食性

私は修士論文として「関東の都市近郊に生息するニホンイタチの食性」をテーマに、

多摩川河川敷と埼玉の水田という異なる二か所の水辺環境において調査を行っています。

 

ニホンイタチは昔から日本人には馴染みの深い動物の一つです。

しかし何を食べ、どこでどのように生きているのか、実はまだよくわかっていません。

私はそれを調べるためにニホンイタチのフンの分析を通して、その食性を調査しています。

 

 

ニホンイタチのフンは、目立つ岩場などでよく見つかります。特に多摩川では人工物である消波ブロック上で見つかることが多いです。

 

しかし彼らは常に決まった場所にフンをするわけではありません。そのため、一日中調査をして一つもフンが見つからないなんてことも結構あります。

そういうときは帰りに美味しいアイスを食べて元気を出しています(笑)

 

野外調査は思い通りにいかない事も多いですが、そこで生きる野生動物を身近に感じることができて、とても楽しく行うことができています。

 

まだまだ研究は途中段階ですが、体調管理には気を付けながら最後まで頑張っていきたいと思います。

 

M2 三井