修士論文のテーマとして都市緑地におけるタヌキの食性と餌資源量の関係を調べています。調査は文京区にある小石川植物園で行わせていただいています。
タヌキの食性はフンを分析し、餌資源量は緑地内の踏査やトラップの設置により調査しています。タヌキの餌資源としての昆虫や植物など、あまり馴染みない分野を日々勉強しながら調査を行っています。
直接タヌキを観察できる機会は少ないですが、小石川植物園の受付の方々にいつも明るく対応していただいたり、調査中に植物園を利用している方々に興味を持って話しかけていただいたりして、とても楽しく調査することが出来ています。
研究を通して、都市における人と動物の共生に少しでも貢献できればと思います。
M1 榎本 孝晃