7月19日に麻布大学野生動物学研究室との合同ゼミが開催されました。
場所は神奈川県にある麻布大学で行われ、およそ30名の方が参加されました。
内容として、両研究室の研究生数名による研究紹介とそれに対する質疑応答が行われました。
発表タイトルは以下のとおりです。
・タヌキ専用トンネルの重要性と維持管理について(麻布大 B4)
・フィーダー線型電気柵による獣害防除効果について(麻布大 B4)
・シベリアイタチの齢と陰茎骨の関係と精巣の経時的変化、および食性の特徴 (農工大 M1)
・都市環境に対するタヌキの行動学・生理学的応答:ためフン場における排フンパターンとフン中コルチゾールを用いたストレスレベルの評価(農工大 M1)
・牧場に生息するニホンアナグマのミミズ利用(麻布大 M1)
・東京都区部北西地域におけるホンドタヌキの分布と冬季の食性(農工大 M1)
・都市化傾度に沿った中大型哺乳類の分布解析と市街地におけるタヌキの個体追跡事例(農工大 PD)
各発表に対して、様々な角度から質問や指摘がなされ、活発な意見交換が行われました。
自分にとって、研究室に入って初めての合同ゼミでしたが、食肉目についての知見を広めることが出来、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
また、ゼミ後には研究室を訪問させていただいたり、懇親会を行ったりしました。
人と野生動物の共存という志を同じくする方々と、研究の事や普段の学生生活の事、就活や進学の事など色々お話しする事が出来、とても楽しかったです。
合同ゼミを企画、準備してくださった先生方、麻布大学のみなさま、ありがとうございました。
ぜひ、次の合同ゼミは農工大に来ていただき、またお話出来ればと思います。
合同ゼミ(in 麻布大学)の様子
B4 榎本