2013年11月11日(月) 、中国北京林業大学野生動物研究所から時坤先生が来日され、本学で講演会が開催されました。
今回お話いただいたテーマは、「Snow Leopard conservation & research in western plateaus of China」と「Conservation and recovery of wild tiger population and other endangered species in southwest China」になります。中国における大型食肉目動物ユキヒョウとトラの研究内容についてご紹介していただきました。ユキヒョウは絶滅危惧種に指定されているため、その保全に必要な生態学的研究が不可欠となっています。しかし、本種の行動圏は広く、高山帯の崖など特殊な環境に生息しているため、個体追跡をはじめとする調査の大変さが感じられました。
講演後、時坤先生は金子先生と共に国際基督教大学のキャンパス内にあるアナグマの調査地をご見学に行かれました。その際、国際基督教大学の上遠先生がご案内してくださいました。
「見学の様子」
「アナグマの巣穴」
その後の懇親会では上記の先生方や本研究室の学生に加え、北京林業大学や国際基督教大学の学生さん達も加わりました。皆さんで盛り上がり、とても楽しかったです。
担当: 曾、久野、劉